“技術と人”のハブになる。
医療機器を支える設計者の、
確かな責任と未来への挑戦。

乙宗健一

尼崎工場チームリーダー東海大学海洋学部海洋文明学科卒 2018年中途入社

経歴

2018年入社

尼崎工場チームリーダー

二人目のお子さんの誕生をきっかけに、安定した環境と将来性を求めて転職を決意した"乙宗"。
製造業未経験からのスタートながら、設計・開発と品質保証を兼任し、医療機器という人命を支える分野に深く携わるように。X線治療装置やMRIなど、自身が手がけた製品が医療現場で使われる姿に、誇りとやりがいを実感しています。
現在は技術部と品質保証部のチームリーダーとして、技術・品質・現場をつなぐ“ハブ”としての役割を果たしながら、若手の育成や職場づくりにも注力。「技術者として、そしてマネジメント人材として成長し続けたい」と語る姿に、未来への確かな責任感がにじみます。

なぜこの会社に就職しようと思ったのですか？

二人目の子どもが生まれたばかりの頃、将来を見据えて「安定した職業に就きたい」という思いが強くありました。義理の母がハシダ技研の他工場に勤務しており、給与面や福利厚生といった企業の安定性や働きやすさ、「ハシダ塾」を通して人として成長できる環境があることについて直接話を聞けたことが、転職を前向きに考えるきっかけとなりました。
一方で、前職は営業職だったため、製造業という全く異なる業界に飛び込むことに不安も感じていました。しかし、そんな中、義理の母が勤める工場のマネージャーから「君なら大丈夫」と背中を押していただき、自信を持つことができました。また、以前から興味のあった医療分野に携わりたいという思いもあり、医療機器を製造している尼崎工場（旧内海電機）への入社を決意しました。

仕事のやりがいを教えてください！

電気・電子機器の設計・開発と品質保証業務を兼任することで、製品の構想段階から製作、出荷に至るまで、ものづくり全体に深く関われる点に大きなやりがいを感じています。設計においては、機能や性能の追求だけでなく、量産性、安全性、コストも考慮した提案が求められます。一方、品質保証では、不具合の原因調査や再発防止策の立案、検査基準の整備、監査対応などを通じて、製品の信頼性と安全性を支えています。
以前から関心のあった医療分野に携われていることも、大きなやりがいの一つです。現在は、X線治療装置や粒子線治療装置、MRIといった高度な医療機器の製造に関わっており、実際に病院で自身が関わった装置が設置されているのを目にした際には、自分の仕事が人の命や健康に貢献していることを強く実感し、仕事への誇りとモチベーションが一層高まりました。

この仕事のポイント

約1年間の製造部での経験を経て、現在は技術部と品質保証部のチームリーダーを兼任しています。技術部では、電気・電子機器の設計・開発を担当しており、「こんなものを作りたい」というお客様のイメージをスピーディーかつ的確に形にすることを重視しています。製品が求める機能や性能を実現するだけでなく、量産化を見据えた安全性やコスト最適化も考慮した設計を行っています。
一方、品質保証部では、製造現場と密接にコミュニケーションを取りながら、不良の未然防止や品質改善の提案を推進しています。さらに、パートナー企業に対しては年1回の品質監査を実施しており、定期的にお客様先を訪問してフィードバックの収集、製品品質に関する情報の取得、不具合対応および是正処置の実施にも取り組んでいます。これらの活動を通じて、製品の信頼性確保とお客様満足の向上に努めています。

将来の展望(どのような成長をしていきたいか)を教えてください！

最近チームリーダーに任命され、まだ経験不足を感じる場面も多い中、現在は先輩方の支えを受けながら日々業務に取り組んでいます。設計、品質保証、製造といった各現場での経験を活かし、現場目線を持った判断やメンバーへのサポートを心がけています。
現在は、マネジメントの基礎を学びながら、チーム運営や意思決定力の向上に努めているところです。将来的には、設計、製造、品質といった各部門をつなぐ“ハブ”としての役割を果たし、メンバーが安心して業務に取り組める環境づくりや、若手の育成にも積極的に関わっていきたいと考えています。また、私自身も技術者として常にスキルを磨き、より高品質で付加価値の高い製品開発をリードできる存在を目指します。最終的には、技術と人をつなぐマネジメント人材として、会社全体の技術力向上に貢献していきたいと考えています。

乙宗 健一

経歴

尼崎工場 チームリーダー

なぜこの会社に就職しようと思ったのですか？

仕事のやりがいを教えてください！

この仕事のポイント

将来の展望(どのような成長をしていきたいか)を教えてください！

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