“できない”を“できた”に変える力。
現場を動かし、人を育てる、
ものづくりの司令塔。

生田 孝一

篠山工場 機械加工チームリーダー 氷上高等学校 営農科 卒 2002年 新卒入社

経歴

2002年入社 矢野鉄工所(現 篠山工場) 篠山工場 チームリーダー 現職

篠山工場 機械加工チームリーダー

20年以上にわたり製造現場に立ち続けてきたベテラン技術者"生田"。
NC旋盤やマシニングセンターなど多種多様な機械を駆使し、自動車部品や特殊ボルトといった精密な製品の加工を担っています。
不良の多い製品の工程を改善し、短納期や他社で断られた案件も技術と工夫で成し遂げる、そのすべてが、生田にとっての“やりがい”です。
さらに、後輩育成にも尽力し、自らの技術と想いを次世代へと継承。「材料から完成までを篠山工場で完結させる」その夢の実現に向け、今日も進化を続けています。

なぜこの会社に就職しようと思ったのですか?

M&Aによる社員のため、インタビューは実施しておりません。

仕事のやりがいを教えてください!

今の仕事をする中で、やりがいを感じる瞬間は多岐にわたります。ものづくりにおいて、試作段階でうまくいかずに何度も試行錯誤を重ねて完成できた時や、不良の多かった製品の製造工程を見直し、改善によって満足のいく結果が出せた時に大きな喜びを感じます。また、部下に加工のやり方や技術を教えて、彼らが成長しできるようになった時、そして自分自身ができなかったことができるようになった時も同様にやりがいを感じます。
しかし、その中でも特にお客様が短納期を希望されたり、他社で断られ続けた製品の加工を成功させ、要望に応えられた時に一番のやりがいを感じます。これからも自身の技術力を高め、さらに多くの「やりがい」を見つけていきたいと思っています。

この仕事のポイント

機械加工チームでは、主にNC旋盤、マシニングセンター、ボール盤、転造盤、スエージング、その他専門機械を用いて、少量ロットから大量ロットまで多種多様な製品を生産しています。主な製品は自動車部品、エレベーター部品、特殊ボルトなどです。
自動車部品では、ミッション車のギアやシフトレバーといった公差の厳しい製品を生産しています。エレベーター部品や特殊ボルトについては、自社で熱間鍛造を行った後、機械加工チームで旋削加工から転造加工までの最終工程を担当しています。機械加工チームにおける私の主な仕事は、新規依頼品の製作から、量産に向けた機械のプログラム作成、治具の製作、そして作業者の育成です。

将来の展望(どのような成長をしていきたいか)を教えてください!

私は18歳で矢野鉄工所に入社し、現在のハシダ技研篠山工場になってからも23年間勤務していますが、まだまだ学ぶべきことが多く、技術もさらに向上させたいと考えています。篠山工場は、材料の切断、鍛造、溶接、機械加工、塗装、プレスなど、幅広い工程に対応できることが強みです。しかし現状では部署内で完結する仕事が多く、この幅広い対応力を十分に活かしきれていないように感じています。
私の目標は、この多様な機械設備を最大限に活用し、材料から完成まで篠山工場だけで一貫生産できる工場へと変革させることです。そのためにも、自身のスキルをさらに高め、社内の生産フローをより円滑にできるよう、日々努力し挑戦していきます。

お見積 / お問い合わせ

06-6791-7000