料理人から鉄の曲げ職人へ。
一点物に挑み続ける、
繊細な感覚と情熱。

内川 翔太

名古屋西工場 製造部 中村調理製菓専門学校 調理師1年コース 卒 2023年 中途入社

経歴

2023年入社

名古屋西工場 製造部

新たな人生の一歩として選んだのは、かつて経験した「曲げ加工」の世界だった。
前職はイタリアンの料理人という異色の経歴を持つ"内川"は、現在、名古屋西工場で円錐・円柱・角丸など一点物の曲げ加工を担当しています。「これ本当に曲げられるの?」という製品に対しても挑戦を恐れず、感覚を頼りに微調整を重ね、形にしていく彼の姿はまさに職人そのもの。
自身が手がけた製品を街中で見かけたときの「誇らしさ」を胸に、家族のため、自分の成長のため、さらなる高みを目指します。

なぜこの会社に就職しようと思ったのですか?

結婚を機に九州から愛知へ移住した際、前職であるイタリアンの料理人を続けるか、転職するかで悩んでいました。料理の世界での人間関係や労働環境に限界を感じていたこともあり、これまで高校卒業から経験してきた曲げ加工の技術を活かして、安定した生活を送りたいと考えるようになりました。
慣れない土地で何も分からない中、求人サイトで曲げ加工の仕事を探していたところ、曲げ専門の名古屋西工場を見つけました。工場見学をさせていただいた際、見たことのない曲げ加工技術や、駅などで見かけるモニュメントなどの製品を目にして、「面白そう!ここで働いたら楽しそうだ」と感じ、入社を決めました。

仕事のやりがいを教えてください!

「こんな製品が本当にできるのか?」と思うような製品にも挑戦し、なんとか完成させることができました。その製品をお客様に喜んでいただけたときは、大きな達成感がありました。また、苦労して作り上げた製品が名鉄名古屋駅などの店舗に設置された際には、自分が携わったものが街中で実際に使われているのを目にすることができ、とても嬉しく感じました。家族にも「これ、自分が作ったんだよ」と誇らしく伝えることができるのは、大きなやりがいのひとつです。

この仕事のポイント

曲げ部署では、直曲げとR曲げを扱うチームに所属しています。円錐、円柱、一円巻、角丸など、一点物の製品が多く、どれも加工方法が定まっているわけではありません。日々、感覚で曲げ角度と圧力を微調整しながら、お客様の求める製品を製造しています。

将来の展望(どのような成長をしていきたいか)を教えてください!

今はまだ未熟で一人前には程遠く、先輩方に教えていただきながら日々勉強しています。円錐や角丸などの加工は、数をこなして技術を習得し、分からないことがあればすぐに聞き、先輩方を超えられるように挑戦していきたいです。また、今年の夏には第一子が誕生するので、公私ともに頑張っていきたいと思います。

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