感動が原点。
技術を磨き、仲間と育てる。
次世代へ繋ぐ、ものづくりの誇り。

森山 佳和

東大阪工場 鹿児島県立出水工業高校 機械科 卒 2005年 中途入社

経歴

2005年入社 奈良工場 2016年 東大阪工場 パイプチーム

東大阪工場

工場見学で目にした溶接技術に衝撃を受け、「あの技術を自分も」と思ったあの日の気持ちを今も胸に、パイプチームの一員として多彩な製品の製造に取り組んでいる"森山"。
「改善が数字として現れたときの喜びや、過去の自分を超えられた実感にやりがいを感じる」と話す森山は、今では品質ゼロクレームを目指すチームの中心的存在になっています。50代を迎えた今、若手育成にも力を注ぎ、「工場全体の技術レベルの底上げを図りたい」と語る姿は、まさに次世代のものづくりを支える“頼れる兄貴”です。

なぜこの会社に就職しようと思ったのですか?

前職では、プラント配管工として12年間従事しており、年間の約3分の1は出張という生活でした。収入が不安定であったことに加え、家族との時間の大切さを感じるようになり、転職を決意しました。そして、職業安定所を通じてハシダ技研の面接を受けることになりました。
本社での工場見学の際、私は多少の溶接の知識はあったものの、猪狩氏の高度な溶接技術や、完成品の美しさを目にし、大きな驚きと感動を覚えました。「いつかは自分もあのような技術を身につけたい」と強く思ったことは、今でも鮮明に記憶に残っています。

仕事のやりがいを教えてください!

日々生産に携わる中で、チャージ目標を踏まえた結果が出た時、特にロス改善によって効率が上がり、それが具体的な数字として表れた時に改善の楽しさとやりがいを感じます。また、およそ15年前に全部署で制作した治具が今も現役で活躍しているのを見ると、当時の考えを超える改善が生まれていないことに、昔の改善も悪くなかったと思えることがあります。反対に、現状を見直してさらに良い改善に繋げられた時は、以前の自分よりも成長できたと感じられ、本当にやりがいを感じています。

この仕事のポイント

現在、私はパイプチーム(柳田チーム)に所属し、ヤンマー様向けの配管(スートブロー)やメンテナンスハッチ、AD事業部向けのADレール、その他にも川崎重工様やダイハツディーゼル様向けの配管部品の生産を担当しています。半自動溶接、TIG溶接、産業ロボットなどを駆使して製造しており、量産品と小ロット品が混在するため品質管理は難しいですが、クレーム0件を目標に業務に取り組んでいます。

将来の展望(どのような成長をしていきたいか)を教えてください!

50代になり、後輩の育成と指導を強く意識しています。入社時に覚えた溶接技術への感動を忘れずに、工場全体の技術と知識の平均化も同時に図っていきたいです。また、機会があれば新規製品の立ち上げなどにおいても、メインではなくても、これからの工場を担う若手の力に少しでもなれればと考えています。

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