挑戦を恐れず、一歩ずつ。
失敗を乗り越えたバネ職人が拓く、
日田工場の未来。

梶原 正春

日田工場 大分県立日田林工高等学校 機械科 卒 2016年 中途入社

経歴

2016年入社 スプリングの佐竹(現 日田工場) コイルマシン・フォーミングマシンを主に担当する

日田工場

愛知県から日田へUターンし、まったく新しいバネ製造の世界へ飛び込んだ"梶原"。
最初は機械操作での失敗が続き苦労しましたが、諦めずに努力を重ね、小さな成功を積み上げていきました。今ではコイルマシンやフォーミングマシンの運用を任され、日田工場の生産力向上に貢献しています。
自らの改善提案が評価され、仕事へのモチベーションも高まっている彼は、技術の標準化にも力を注ぎ、日田工場の確かな未来づくりを目指しています。

なぜこの会社に就職しようと思ったのですか?

前職では愛知県で鋳造業をしていました。35歳になり、今後の人生を考えた時に、地元へのUターンを決意しました。地元に戻ってからも、前職の経験や知識を少しでも活かせる職業に就きたいと考えて就職活動をしましたが、全く同じ職種は見つかりませんでした。しかし、同じ製造業であるスプリングの佐竹(現日田工場)に出会い、初めてのバネ業界に飛び込むことを決意しました。
入社してコイルマシンの担当になりましたが、難しい機械だったため失敗続きで心が折れそうになることもありました。「最初は誰でも失敗するはず!めげずに地道に頑張ろう!」と自分を鼓舞し、努力を続けました。やがて、小さな成功体験を積み重ねるうちに自信と喜びが生まれ、仕事が楽しくなっていきました。ハシダ技研になってからは、改善活動を評価していただくようになり、さらに新しい楽しさを見つけました。

仕事のやりがいを教えてください!

バネは熱処理によって変化するため、知識と経験から熱変化を先読みし、理想の形状になった時に喜びを感じ、やりがいにつながっています。また、ハシダ技研では個々の改善活動を評価していただけます。自分のアイデアが評価され、優秀な改善は全工場に掲示してもらえるため、正当に評価されていると感じ、積極的に改善活動に取り組もうという意欲が湧きます。

この仕事のポイント

日田工場では主にバネを製造しています。私は、機械をセッティングしてコイリングをするバネの量産機で、機械の段取りから研磨等仕上げまでを担当しています。また、線材を連続で曲げて自在な形を作るフォーミングマシンも担当しています。このフォーミングマシンは新しく導入された機械で、今まで手加工だった複雑な形状を完全に機械加工できるように、日々挑戦を続けています。

将来の展望(どのような成長をしていきたいか)を教えてください!

まずは、新しく導入されたフォーミングマシンを使って日田工場の生産の幅を広げていきたいと考えています。現在、日田工場は新しい分野にも挑戦し、さらなる発展を目指しています。私の役割は、日田工場の屋台骨であるバネ部門を安定させることだと思っています。長年の勘やコツに頼る作業から脱却し、技術を標準化できるよう、マニュアルや治具の作成などを進めていきたいと思っています。

お見積 / お問い合わせ

06-6791-7000