実力で未来を切り拓く。
挑戦を恐れない
“現場の改革者”。

平井 匠

桑名工場 製造部 高校 卒 2024年 中途入社

経歴

2024年入社 製造部(トリミング)配属

桑名工場 製造部

前職での苦い経験を糧に、「実力主義」と「挑戦できる環境」を求めてハシダ技研に入社した"平井"。
入社1年目ながら2部門を兼任し、設備を“自らの感覚”で操る技術と、トラブルに臆せず向き合う粘り強さが光ります。
国籍や知識の壁を越え、仲間と築くチームワークは、品質と納期を守る力強い支えに。将来は役職に就き、さらなる改善提案と技術革新に挑む意志を燃やしています。

なぜこの会社に就職しようと思ったのですか?

私の転職は、前職が経営悪化による1年間の臨時休業となり、月の手取りが13万円に減少したことがきっかけでした。前職が釣り具部品の量産加工だったこともあり、同じ量産加工分野で、かつ今後の電気自動車化に伴い将来性があると考えた自動車業界で仕事を探しました。
その中で、現在の桑名工場になる前の社名で求人を見つけ、直接電話をしたところ、社名がハシダ技研に変わっていることを知りました。面接を受ける前に徹底的に調べた結果、ハシダ技研が年功序列ではなく実力主義であること、そして他の企業にはない珍しい写経手当(頑張れば誰でももらえる手当)や、住宅手当、出産祝い金など福利厚生が充実している点に魅力を感じ、入社を決めました。
また、仕事を長く続ける上で職場の人間関係の安定性が最優先だと考えている私にとって、桑名工場の現場の平均年齢が30代前半と若く、活気に溢れている点も、ハシダ技研への就職を決める大きな要因となりました。

仕事のやりがいを教えてください!

前職ではNC旋盤を用いた数値制御による製造でしたが、桑名工場の設備はすべて、数値制御ではなく自分の感覚で調整するものです。そのため、頼りになるのは自分自身の経験のみであり、段取りをこなせばこなすほど、実力として自信がつきます。
もちろん、すべてがうまくいくことはほとんどありません。特にトリミング部門では、国籍の壁と有識者不足という課題があり、毎回何かしらのトラブルが発生し、不良品の対応に追われています。しかし、そこでトリミング部門の3名(日本人1名、ベトナム人2名)で情報を共有し、納期厳守と品質維持を両立してお客様に製品を納め、品質異常のクレームなく乗り切った時に、チームとしての団結力と達成感を感じられ、それがやりがいにつながっています。

この仕事のポイント

入社1年目ながら、現在私はトリミング部門と転造部門を兼任しています。トリミング部門では、圧造部門で加工されたボルトのブランク品を「トリーマー」という設備にパンチ(金型)とトリミングダイス(刃物)を取り付けて、丸形状の圧造ブランクの頭部を、六角形、丸型、四角、小判などの形に打ち抜く工程を担っています。これは加工の種類としてはプレスに当たります。
一方、転造部門では、圧造またはトリミング部門を終えたブランクに、転造機に転造用のダイス(刃物)を取り付け、ブランクを転がしながらネジを成型する(塑性変形させる)工程を担当しています。
どちらの部門も、同じ設備で多種多様な長さや形の製品を加工するため、段取り後には前回の製品が残留品として残っていないか、細心の注意を払ってから加工を開始しています。

将来の展望(どのような成長をしていきたいか)を教えてください!

私はこれまで年功序列の会社に勤めてきたため、一度は何かしらの役職に就きたいという願望があります。ハシダ技研は実力主義であり、挑戦しようとする姿勢を否定せず、行動に対して正当な評価をしていただける会社です。そのため、入社1年目ではありますが、早く塾(研修)を受けてチームリーダーの役職に就きたいと考えています。過去に給料面で退職せざるを得なかった経験を繰り返さないよう、日々の改善提案を通じて会社の売上向上に貢献し、昇給と賞与で還元してもらえるよう挑戦していきます。
ハシダ技研は何事にも挑戦させてくれる環境なので、前職で好きだったのに辞めざるを得なかった自動旋盤を用いた仕事を、いつか桑名工場に取り入れ、オペレーターとして従事することもできたらと思っています。

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