会計の専門性と未来志向で
会社の“安心”を支える。
変化の時代に挑む、
経理部門の司令塔。

パッチャリー・ウォンワニット (ギン)

タイ工場 ラチャパット・プラナコーンシーアユタヤー大学 経営学部 会計学士課程 卒 2015年 中途入社

経歴

2015年入社 経理部責任者 現職

タイ工場

経理・財務の経験を活かし、さらなる成長と挑戦を求めて入社した"ギン"ことパッチャリー・ウォンワニット。
税務調査の対応や財務諸表の作成といった正確性が求められる業務は、常に高い緊張感を伴いますが、それを乗り越えた達成感は格別。社内外からの信頼を築き上げてきました。
今後は、AIやデジタル技術の進化を見据え、経理・会計の領域を超えたシステム対応力や変革対応力を養い、より高度な経営貢献を目指すと語るギン。変化の時代を前向きに捉え、常に学び続ける姿勢で、経理部門をリードしています。

なぜこの会社に就職しようと思ったのですか?

成長の機会を求めるとともに、自分の能力を最大限に発揮したいと考え、転職を決意し、この会社の経理・財務部門の部門長職に応募いたしました。転職を決意した理由は以下の3点です。
1.従業員数約120名の中小企業であり、在籍する社員の多くが勤続年数10年以上であると人事部より伺いました。これは福利厚生が充実しており、安心して長く働ける環境であると感じました。
2.経営が安定しており、毎年黒字を維持している点に魅力を感じました。社員に対してボーナスが支給されていることも非常に魅力的だと考えています。
3.担当する経理業務は、これまで100%の責任を持って対応した経験がない業務です。前職では副部門長として、資料作成をはじめ部門長のサポート役を担っていました。
この会社で働くことで、自分の能力を存分に発揮できると確信し、入社を決めました。

仕事のやりがいを教えてください!

経理の仕事には、税金が深く関わってきます。会社が還付申告を行ったり、税務署が調査を必要とする事案が発生した場合、税務署の職員が会社の全情報を調査しに来ることがあります。これは非常に挑戦的な場面です。なぜなら、経理担当者が税務署に提出する情報は、正確性が何よりも求められるからです。
調査対応にはプレッシャーを感じることもありますが、当社がこれまで何度も税務調査を無事にクリアしてきたことは、経理担当者としての私たちの力量の証であり、会社を守り抜いた成果だと自負しています。
また、日々の業務においてはExcelが欠かせないツールです。データの集計や資料作成においては、さまざまな関数を使いこなすスキルが求められます。正確かつ迅速にレポートを作成し、期限内に提出するためには、Excelの関数を学び、習得するための時間と努力が不可欠です。これもまた私たちにとって大きな挑戦の一つですが、日々着実に取り組み、やり遂げています。

この仕事のポイント

経理業務とは、会計・財務・税務に関する情報を収集・記録し、財務諸表の作成、監査対応、内部統制のチェックなどを通じて、組織の業績や財務状況を報告する重要な業務です。また、財務報告の分析により、経営陣は企業の財務状況を正確に把握し、計画の策定や戦略立案、組織方針の決定に役立てることができます。
経理部門は、企業の会計・財務・税務の各面を管理・計画・運営し、資金繰りを通じて会社の流動性を維持する役割を担います。入出金の管理を行い、適切な納税をサポートすることも重要な業務の一つです。
この分野では、細心の注意と正確さが求められるため、経験・知識・専門性に加え、誠実さや財務管理能力の蓄積が不可欠です。これらを備えることで、組織目標の達成に大きく貢献することができます。

将来の展望(どのような成長をしていきたいか)を教えてください!

テクノロジーの進化が猛烈なスピードで進む現代では、多くの業務に新しい技術が次々と導入されています。「AIが会計士に取って代わる」「将来的には、1社に1人の会計士しか残らなくなる」といった声も聞かれ、私たち会計士は、職業としての存続すら問われる時代に差し掛かっていると感じることがあります。
こうした変化の時代において、会計士として求められるのは、「未来を見据えたスキルの見直し」です。変わりゆくビジネスモデルや次々に登場する新しいテクノロジーを理解し、会計情報システムや関連技術を積極的に学ぶ姿勢が不可欠です。
さらに、クライアントの業務システムや、自らの業務形態の変化に取り残されないよう、システム開発や業務改革にも主体的に関わっていくことが、これからの会計士に強く求められていると考えています。

お見積 / お問い合わせ

06-6791-7000