「教える」を楽しむ挑戦者。
現場を見える化し、
未来へつなぐ技術のバトン。

木村 亮太

堺工場 製造部 守山北高等学校 卒 2021年 中途入社

経歴

2021年入社 2024年 製造部第一成形サブチームリーダー 現職

堺工場 製造部

ゴム成形を行う堺工場の第一成形にて、直圧成形の工程を担う"木村"。アルバイトとして製造業に初めて触れた彼は、数字と向き合う面白さや、優しい先輩たちとの出会いにやりがいを感じ、正社員としての道を選びました。
現在はサブチームリーダーとして、予定管理から型割り、製品チェック、改善活動まで多岐にわたる業務を担当。「カンコツ頼り」を脱し、誰がやっても同じ品質が実現できる“見える化”を推進する姿勢は、まさに現場改革の旗手。
教えることに楽しさを感じる彼は、将来的には堺工場のスペシャリストとして、技術を次世代に繋ぐ“バトン”のような存在を目指します。

なぜこの会社に就職しようと思ったのですか?

前職でなかなか思うようにいかず悩んでいた時に、友人の紹介でアルバイトとして製造業に携わることになりました。初めての製造業でしたが、機械の操作や生産数など数字と向き合うことが楽しく、先輩方も優しく教えてくださり、非常に充実した日々を過ごすことができました。私は昔からいろいろなことに挑戦したいという気持ちが強く、堺工場ではゴムの生産を行っていましたが、ハシダ技研では基本的に金属加工を扱っていると知り、より幅広い経験ができると感じました。アルバイトとして約2カ月勤務した後、もっと多くのことに挑戦したいという思いが強くなり、休日の確保や給料・福利厚生の充実も魅力的だったため、正社員として働きたいと思いました。

仕事のやりがいを教えてください!

仕事をする上で、やはり「楽しめること」が一番大切だと感じています。ハシダ技研では、自分がやりたいと思ったことに対して、あまり制約なくチャレンジさせてもらえる環境があります。さまざまな改善に積極的に取り組み、その結果として生産数が増えたり、不良率が減ったりと数字で成果が表れることに大きなやりがいを感じています。
また、毎週行われる堺工場内の収支会議では、自分たちで数字を管理し、どのように利益を出していくかを話し合っています。この経験を通じて、経営の難しさや面白さを実感しています。さらに、年齢や在籍年数に関わらず、頑張った分がきちんと評価される点も非常にありがたく、もっと評価されたいという気持ちが私のモチベーションにもつながっています。

この仕事のポイント

ゴム成形には大きく分けて「直圧成形」と「射出成形」がありますが、私が所属している第一成形の部署では直圧成形のみを扱っています。私はサブチームリーダーとして、作業の予定管理や見積もりに必要な条件の検討、型割りの計画、製品のチェック、機械のメンテナンスや改善など幅広く業務を担当しています。
現在、特に力を入れているのは「カンコツ頼り」を無くすことです。ゴム成形の現場はブラックボックス化しており、長年の経験や個人の技術に頼ってきた部分が多くあります。そこで、作業の見える化を推進し、先輩方の知識や技術を全て次世代へ引き継げるよう取り組んでいます。簡単なことではありませんが、その分やりがいを感じ、楽しく仕事に取り組めています。今後も改善を重ね、誰もが同じ品質で同じ作業ができる仕組みづくりを目指していきます。

将来の展望(どのような成長をしていきたいか)を教えてください!

私は「教える」ということが好きです。とても難しいことですが、その分大きなやりがいを感じています。現在はまだ教えてもらう立場で知識不足を感じていますが、しっかりと勉強し、学んだことを次世代に繋いでいきたいと思っています。
まずは堺工場の業務に関して「何でもできるスペシャリスト」を目指し、その知識や技術を次世代へ継承するバトンのような役割を担いたいです。また、新しいことにも積極的に挑戦し、今ある技術を守りながら工場の進化を牽引できる存在へ成長していきます。さらに、堺工場だけに留まらず、他拠点のサポートもできる人材を目指し、幅広い視野と技術力を身につけていきたいと考えています。

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