「恩返し」を原動力に、
準社員から正社員へ。
品質の最終工程を担う
“仕上げのプロフェッショナル”。

内村 玲於

霧島工場 第二製造係 鹿児島県立霧島高校 機械科 卒 2019年 中途入社

経歴

2019年入社

霧島工場 第二製造係

知人の紹介をきっかけに準社員として入社した"内村"。「本当に正社員になれるのか」という不安を抱えながらも、支えてくれたチームの仲間に恩返しをしたい一心で、知識と技術を地道に磨き続けました。努力の末、1年後には正社員へと登用されました。
現在は第二製造係にて、平面研磨機やバレル研磨機を用いた仕上げ加工、実体顕微鏡を用いた外観検査などを担当。製品づくりの“最後の砦”として、美しさと精度にこだわり抜く姿勢は、まさにプロフェッショナル。
将来はチームリーダーとなり、仲間の力を引き出しながら、最高のチームを築いていきたいと語る内村。チャンスを逃さず「進んでする」をモットーに、着実に歩みを進めています。

なぜこの会社に就職しようと思ったのですか?

高校卒業後、兵庫県尼崎の工場で働いていましたが、約1年で地元に戻ることになりました。再び工場関連の仕事を探していたところ、霧島工場で働く知人から「準社員からスタートしても、努力次第で正社員になれるよ」と声をかけていただき、入社を決意しました。
入社前は、「本当に正社員になれるのだろうか」と不安もあり葛藤していましたが、入社後はチームのメンバーがたくさんフォローしてくれました。その支えに応えたいという気持ちが強くなり、「絶対に正社員になってこのチームに恩返しをしたい」と心に決めました。その後1年間、最低限必要な知識と技術を身につけ、少しずつチームの信頼を得ていき、念願の正社員になることができました。

仕事のやりがいを教えてください!

私たち第二製造係では、図面を確認しながらの加工は行うものの、主にほぼ完成品の仕上げ加工を担当しています。第二製造係の次工程は検査工程であるため、私たちは「製品づくりの最後の砦」であるという意識を持って業務にあたっています。
いかに美しい製品に仕上げるか、そして各製造部に的確なフィードバックを返すかが、私たちの重要な役割です。そのため、「品質が安定した、きれいな製品ができた」と実感できたときには、大きなやりがいを感じます。

この仕事のポイント

第二製造係は、主に仕上げ加工と全数外観を担当している部署です。平面研磨機やラップ盤を活用し、ワイヤー加工後に残る「ヘソ」を除去しながら、製品の板厚加工を行っています。また、バレル研磨機による切削加工を通じて、製品の洗浄・美観向上にも取り組んでいます。
外観では、各製造部で作られたすべての製品を対象に、実体顕微鏡を用いて1つひとつ丁寧に確認を行います。製品の中には、キリコと同程度のサイズのものもありますが、こうした厳密な外観によって、製品にさらなる付加価値を与えることができます。

将来の展望(どのような成長をしていきたいか)を教えてください!

私は将来、チームリーダーになることを目指しています。その理由は、チーム全体をまとめながら、一人ひとりの力を引き出し、最高のチームをつくっていきたいからです。仲間と一緒に目標を達成していく中で、やりがいや仕事の楽しさを感じられるような、前向きな雰囲気づくりを目指していきます。
とはいえ、現時点ではまだ、チームを引っ張っていくには力不足かもしれません。だからこそ、日々の業務に全力で取り組み、管理力・知識・技術すべてを徹底的に磨いていきます。その時が来たときにしっかり準備が整っているよう、チャンスを逃さず「進んでする」をモットーに、チームリーダーを目指して成長してまいります。

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